宣言「生活工学研究会(略称フォーラム・りると)」 「生活工学」とは 具体的な暮らしのための環境計画・設計の考え方、居住性の問題及びアメニティの創造などについて、さらに各種施設の利用を暮らしの基本と位置づけ、利用を中心に一定水準の日常生活を保障し、その拠り所となるような公共施設の計画のあり方が、今、問われる時代である 「生活工学」とは人間の生活行為とそれを支える空間のあり方についての科学的視点である 「生活工学」とは地域空間の実現に直接関係する「生活するための科学」であり、また現代の都市生活に結びつく医療、福祉そして教育など都市公共施設の計画から空間設計まで「施設実現のための科学」である 「生活工学研究会(略称フォーラム・りると(Researches In Living Technology )」の視点 来るべき次の時代への道標たるべく実践を重視した活動すなわち生;全体性を獲得しながら生きる→地域に根ざすこと(コミュニティの視点) 活;活き活きとした人間生活→原点としてのホスピタリティー追求(バリアーフリーの視点) 人;個人の尊重による人らしさ→個々人を尊ぶこと(支援的(アシスティブ)テクノロジー(ネットワークなど)の視点) 建築から医療工学まで。生活から医療サービスまで ・地域から機器までをプランニングから製作・建設までの広がりで ・高齢障害者から一般地域住民までを保健からリハビリまでの広がりで そして、次の三つのAに基づくオープンなフォーラムをめざす 活動コンセプトとしての「三つのA」 Assistive Technologyを希求すること バリアのクリアのみならず広く生活の質(QOL)の向上を! Action Planをめざすこと 具体的提案!そこに広く生活の営みの指針を明らかにする Art-Oriented Planningを実践すること 人間らしさを絶えず確認しながら計画作業のあり方を問い続ける